2020/07/26 12:00

改めまして、ボーズソーイングです。


石川県の″最果ての地″ちょっと手前にて縫製を始めた
元縫製工の僧侶でございます。

Aboutでも書いておりますが。

元縫製工の現役僧侶が
宗教の枠にとらわれず
自分の持っている技術で

"誰かの心を少しでも満たす事が出来ないか"

そう考えたのが始まりです。

そもそも、なぜ縫製で "心を少しでも満たす" なんて途方もない事を考えたかと言うと

私が学生時代からフリーター時代にあまりお金もないのに、激ヤセしたのが発端。
一気に2サイズほど落ちてしまいました。

そうなると当然
お気に入りの服たちが一気に着れなくなってしまったのです。
そしてお金がない。

ホントに途方にくれました。
だって全部デカイんですもん!

そこで飛び出したのがなんと

"家庭用ミシン"

自分でも よくそこに意識が行ったな!? と思う選択。

いやもう必死だったんですよ!
サイズ直せば着れるじゃん!!って

何というか、ものすごく短絡的というか....
「いや、もっと働けよ!」って声が聞こえてきそうですが
そこに至らなかったのが当時のわたしですwww

そんなこんなで、やってみたら思いの外うまくいき
(今思うと凄惨な状態でしたが)

その時感じたのが、

"楽しい"

という感情と
自分の着れる服がある事に対するありがたみと
何とも言えない

"満足感""穏やかな気持ち"

だったんです!

そう!この時 "心が満たされた" 状態だった訳です!

そして現在に戻り、僧侶になってよくよく考えると

気に入った服を見つけた時の”高揚感"

その服を手に入れた"達成感"

着ているときの"幸福感"

その後やってくる"心のゆとり"

"ゆとり"があるから他者との接し方も変わる

私は、ここに仏教の教えに近いものを感じてしまったわけですね!

宗教的なアプローチの方法とは違うので
答えは同じとは言いませんが
きっと、近くには行けると考えております!!

そんな ボーズソーイング を

これからよろしくお願いいたします。

合掌